鮨 山沙

お品書きは、江戸前らしく気風よく、おまかせコースのみ。旬の旨さを追求した料理は、新鮮な刺身の数々、多彩な創作料理や自慢の握りなど20種類以上。唐津産の「赤ウニ」や対馬産のノドグロ「紅瞳」をはじめ、九州を中心に全国から仕入れる厳選食材を使った贅沢な逸品を存分にお楽しみください。季節ごとの上質な魚介、野菜との出会いで完成する料理のため、その一品一品は、まさに一期一会の美味しさです。

お客様をお迎えするのは、旅館の離れへ続く小路をイメージして設えた通路。古い蔵戸を思わせる内扉を開けると、随所に風情を感じる洗練された和の空間が広がります。カウンターは全9席。テーブルは上質なイチョウの一枚板。板場越しに見える壁一面を彩るのは、こだわり抜いて撮影した水墨画のような脊振山の写真。天井から床まで伸びる大きな窓からは、美しい中洲の夜景が望めます。特別な場所で、至福のひと時をどうぞ。

料理やお酒に用いる器のほとんどが、陶芸家「にしだゆか」氏が手がけた作品。すべてオーダーメイドの世界にひとつしかない逸品です。その斬新でスタイリッシュなデザインはお客様の目を楽しませ、ずっしりとした重量感のある触り心地は特別な食のひと時を演出します。お料理やお酒の種類ごとに器を替え、新鮮な美味しさを愉しんでいただけるよう徹底してこだわっております。ここにしかない感動を、心ゆくまでご堪能ください。